Fortuna☆彡 美雨の部屋へようこそ

ちょっとだけスピリチュアルな世界の旅日記や 文化、歴史のぷち・エッセイを書いています。他にも海外、国内のお気に入りのドラマのあらすじ&感想を勝手気ままに綴っています。

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古き佳きウィーン事情  七年戦争とザッハ戦争

古き佳きウィーン事情 
      ~七年戦争とザッハ戦争~


帰国してから、年度末という事もあり鬼のようにバタバタして、すっかり更新が遅れてしまいました<(_ _)>
早生れの美雨、春休み中の学年最後の最後に迎える誕生日さえ忘れられ、年度末のバタバタのなか翌月にはクラス分け、配置換えなどを控え、舞い散る桜だけが私を心から祝ってくれる・・・そんな青春時代でした。このような星回りに生まれた私って?と思い占ってもらうと、手相でもタロットでも四柱推命でも「前世はヨーロッパ人」だった、と言うのでビックリ。
 でも確かに、幼い頃から横文字が大好きで、西洋文明や西洋音楽を主に学んできたのも、あながち偶然ではないのかもしれません。ひとは偶然でなく、すべて必然のかごの中で生かされ、一生を過ごすそうですから・・・。なんだか、実はお釈迦様の掌の上でころころ回されながら「どうだい三蔵法師様!おいら、こんなに遠くまでキントン雲で飛んじゃってるんだぞ~!」としたり顔している孫悟空のような境地ですね。(笑)


シェーンブルン宮殿0
ウィーンの目玉、”美しい泉”を意味するシェーンブルン宮殿 夏の離宮でしたが女帝マリア・テレジアの代に大きく改装。


掌でコロコロされる、といえば、女帝の大きな手の平で転がされたハプスブルグ王家の子供達の運命もそうですね。
みずからは初恋の相手フランツ1世と結ばれていながら、自由恋愛で結婚させてやった子供は四女マリア・クリスティーナのみ、ほかはオーストリア国家の利害のみによって縁組させた6人の子供たち、中でも有名な持ち駒は末の姫でありフランスに嫁ぎ、二十年後断頭台の露と消えたマリー・アントワネットでした。マリア・テレジアが生んだ子どもは16人、そのうち6人は夭逝し、結婚しない子女は僧籍に入れました。
女帝マリア・テレジアの父カール6世が後継者問題で悩んだため、彼女はできるかぎり子を多く産もうと考えていたのですね。

優れた政治家であり、よき家庭人でもあったマリア・テレジアでしたが、元気で器量良しの姫は政略結婚の持ち駒として大切に可愛がられ、そうでない姫は徹底的に冷遇されたといいますから、政治優先を貫く姿勢はさすが肝っ玉母さん、公私はしっかり区別していたようです。


シェーンブルン宮殿の住人達
女帝マリアテレジアと家族たち
女帝マリアテレジアと家族たち


女帝マリア・テレジアの子女 

マリア・エリーザベト(1737年 - 1740年)
マリア・アンナ・ヨーゼファ・アントニア(1738年 - 1789年) - エリーザベト修道院に入る
マリア・カロリーナ(1740年 - 1741年)
ヨーゼフ2世(1741年 - 1790年) − ローマ皇帝、ボヘミア王、ハンガリー王
マリア・クリスティーナ(1742年 - 1798年) - ザクセン選帝侯フリードリヒ・クリスティアンの弟アルベルト・カジミールの妃、テシェン女公、ネーデルラント総督
マリア・エリーザベト(1743年 - 1808年) − インスブルック修道院長
カール・ヨーゼフ(1745年 - 1761年)
マリア・アマーリア(1746年 - 1804年) - パルマ公フェルディナンド妃
レオポルト2世(1747年 - 1792年) - トスカーナ大公、のちローマ皇帝、ボヘミア王、ハンガリー王
マリア・カロリーナ(1748年)
マリア・ヨハンナ・ガブリエーラ(1750年 - 1762年)
マリア・ヨーゼファ(1751年 - 1767年) − ナポリ王フェルディナント4世との結婚直前に死去
マリア・カロリーナ(1752年 - 1815年) − ナポリ王フェルディナンド4世(シチリア王フェルディナンド3世)妃
フェルディナント・カール・アントン(1754年 - 1806年) - オーストリア=エステ大公
マリア・アントーニア(1755年 - 1793年) - フランス王ルイ16世妃
マクシミリアン・フランツ(1756年 - 1801年) - ケルン大司教(選帝侯)


似たような家族肖像画、モチーフは一緒?成人は時がとまったかのようで、幼い子供は増えていますね
優れた政治家であるだけでなく、よき妻、肝っ玉母さんであったテレジア


中央の豪華なゆりかごの女児はマリー・アントワネット。オーストリアの呼び名(ドイツ語読みでは)マリア・アントニア・ヨーゼファ・ヨアンナ・フォン・ハプスブルク=ロートリンゲンでした。Maria Antonia Josefa Joanna von Habsburg-Lothringen


ズーム! 幼き日のアントワネット、やっぱり可愛いですね
赤ちゃんのアントワネット



ウィーン事情その1.  戦争と美女


ハプスブルグ王家で美人のほまれといえば、マリーアントワネットや皇妃エリーザベトを思い浮かべる人がほとんどだと思う。



ダントツ人気の皇妃エリーザベト(愛称シシィ)               乙女時代のアントワネット
皇妃エリーザベト 愛称シシィアントワネットの少女時代



でも、もう二人、水もしたたるような美女が存在したのをご存知でしょうか。


この方です。 アントワネットに よく似ていると思われませんか?
若き日のマリア・テレジア



そうです。アントワネットのお母さん、その人です



どちらがあやめ、かきつばた?な お二人  (左)フランス革命で民衆に敗れ、断頭台の露と消えたアントワネット
一番美しかった頃のアントワネット若き日のマリア・テレジア 
 (右)乙女時代のマリア・テレジア 小さなリースルと呼ばれ、父王や国民に愛されていた                      



自分の美貌を受け継いだ娘は可愛かったのでしょうか
マリアテレジアは、死の床まで娘アントワネットの行く末を案じていたといいます

しかし、こんな美貌の持ち主でありながら、長生きすると「 男顔負けの女帝」とか「 肝っ玉母ちゃん」となってしまうのですから、後世まで美女扱いされるには (娘のように)薄幸の美女、もしくは うら若くして亡くなるとかでないと、美人認定は難しい?ようです。


そう、うら若くして亡くなったハプスブルグの美女といえば、何をさしおいてもこの方でしょう。


マリー・ド・ブルゴーニュ。ハプスブルグ家の源流の一人です

マリー・ド・ブルゴーニュ1



マリー・アントワネットをさかのぼること300年、
彼女は1477-1482フランドル地方を統治し、ブルゴーニュ公シャルルを父に、ヨーク公女(エドワード4世妹)を母に持つ、由緒正しきブルゴーニュ家の女公爵です。

でも、どこかで聞いたような・・・
そう思われませんか?

そうです。世界のビール好きな人には馴染みある名前でしょう。
ベルギービールの逸品、デュシャス・ブルゴーニュ(ブルゴーニュ公爵夫人)のネーミングとなった、その人です。



マリー・ド・ブルゴーニュ  ブルゴーニュ侯爵夫人2



ビールのラベルに可憐な姿を映すブルゴーニュ女公爵は、15世紀後半にに4代ブルゴーニュ公シャルル突進公の一人娘として公国を継承したマリー・ド・ブルゴーニュです。ブルゴーニュ戦争最後のナンシーの戦いで父を亡くし幽閉に陥るも、婚約者がマリーを奪還、当時スペインら旧勢力の圧政に苦しんでいたフランドルの人々に味方したマリーは、フランドルの民にも非常に愛されていました。
 彼女が27才のとき落馬で命を落としたときは、15000人ものフランドルの民達が参列するなか寺院に埋葬されたというエピソードが残っています。彼女の子孫はハプスブルグ家の源流となって強くヨーロッパ世界を支配下においていきますが、優美で民思いのマリーの人気は後世にも引き継がれ、この美しく芳醇なレッドビールの名として再来したのでした。


以上、
美雨が選んだ「ハプスブルグ家4大美人と戦争エピソードでした。


しかし、歴史に名を遺す美人にもいろんなカテゴリーがあるものですね?

ブルゴーニュ公爵夫人のような、薄命の美女

アントワネット、シシィのような薄幸の美女

戦の女神アテナのような女帝、マリアテレジア・・・

彼女は、継承戦争と七年戦争と生涯ふたつの大きな戦をくぐりぬけていますが、当時うら若いマリア・テレジアが諸国の侵攻に屈しなかったことは、彼女の評価を大いに高らしめ、宿敵フリードリヒ2世は後年になってこう漏らしています。
「今のハプスブルク家では、稀に見る男性が統治している。ところがこの男性と言うのが女性なのだ」




ホテルザッハー本店のザッハトルテ



ウィーン事情その2.  どちらが元祖?ザッハ・トルテ戦争


さて、戦争をしているのは人間だけではありません。
スイーツたちも戦っていました。
どちらが元祖!?ってどこにもあるけど、トルテ戦争っていうのが、いかにもウィーンらしいですね!笑

ホテルザッハーのザッハトルテか、デーメルのザッハトルテか、商標権をめぐってトルテ戦争が勃発!

デーメルはなんといってもエリーザベト皇后が毎日のように使いを出し届けさせる熱愛ぶり、宮中御用達菓子商の金文字がいまも入り口に光っている、1848年から続いた老舗。
一方のホテルザッハーのパティシエは、かのウィーン会議やナポレオン戦争後のウィーン体制を布いたオーストリア宰相メッテルニヒの料理人であり、大公や芸術家たちのパトロンつき、なんといってもザッハトルテのネーミングの元祖ともなっているのです。



デーメル ザッハトルテ
いまも昔もライバル。 デーメルのザッハトルテ



特徴で言うと、ザッハホテルのトルテは中央に杏のジャムが詰められているのが本式だと主張し、デーメルのザッハトルテはジャムがなく、三角形のチョコがトッピングされています。

偶然にも、デメルにもザッハーにもアンナという後継者がおり、のれんをかけて熾烈な争いが繰り広げられました。
トルテ戦争は、ふたりのアンナ戦争でもあったんですね。
ザッハトルテの正当性をめぐって、ついには歴史家や料理研究家をまじえて、裁判は10年えんえんと続いたそう。

ウィーンは、会議も踊るし、トルテも踊る。

で、結局どうなったかといえば、「オリジナルの表示はどちらか一方に限るべきだが、どちらも生産、販売してよろしい」という判決。なんともウィーンらしい玉虫色の判決。金持ち喧嘩せず、ってところでしょうか。



ザッハの箱
おみやげにもできるザッハトルテ シシィの時代と変わらない包装箱が可愛いと評判♪
おみやげザッハ
撮影by D様 <(_ _)>ペコリン



ウィーンは実に女性的な街と聞いたことがあったけれど、これ本当。いたるところでそれを感じます。
女帝が君臨していただけあって、本当に女性的な香りがぷ~んとするんですね。
これって、実際行ってみないとわからないと思う。

理屈ではうまく説明できないし、感性でしかとらえられない、街の波動みたいなものなので・・・

でもそんなウィーンが美雨は大好きになりました。
というか、ウィーンを訪れて嫌いになる人って聞いたことありません。それも不思議。


という事で、この日はオーケストラを鑑賞しにムジークフェライン(楽友協会ホール)へ。
ウィーンネタ、もう少し続きます。



美雨


この日はトラムに乗りました    オペラ座からも歩いて行けます^^
オペラ座界隈

いい演奏でありますように・・・
楽友協会へ
ムジークフェライン(楽友協会ホール)ウィーンフィルの本拠地


最後まで読んでくれてありがとう
最後まで読んでくれてありがとう
ザッハトルテ大好きシシィより


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