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世界の旅日記や 文化、歴史のぷち・エッセイを書いています。他にも海外、国内のお気に入りのドラマのあらすじ&感想を勝手気ままに綴っています。

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NHK大河ドラマ 八重の桜 第28回「自慢の娘」あらすじ&感想

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大河ドラマ 八重の桜 第28回「自慢の娘」

最新の回のあらすじ&感想はこちらをクリック(「八重の桜」各話あらすじ&感想)
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第28話の試聴率は16・6%前回より3,9%アップ。闇の中でも小さな穴が開けば光が一筋さしこんで来る・・・その穴を開けんのが八重の鉄砲かもしれない・・・あらためて娘のもつ力を評価する父の誇らしさ。共に見守りつつ、八重の桜前線を拡げていきたいですね!

NHK総合20:00~20:45 八重の桜HP http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/
八重2803
八重の桜OP、BGMにドゾhttp://www.youtube.com/watch?v=6tDZC6aTUxA

第28話あらすじ
1868(慶応4)年8月26日。彼岸獅子行進という奇策にて帰城した大蔵に、藩主・容保は軍事総督を任じ、家臣たちに小田山を奪還するよう命じる。
頼母が城を去ることを秋月から聞いた八重は、息子と共に旅装束で城門を出て行こうとする頼母に、こんな危急時に城を見捨てるのかと口をとがらせる。すると頼母は「自分にも譲れない、たわまぬ節がある」と返す。”たわまぬ節”とは 妻の千恵が自刃のまぎわ遺した辞世の句で、いまは頼母のように降伏・恭順を唱えるほうがよほど勇気のいる事なのだと、秋月は八重に言い聞かせる。実際、容保は頼母に生きて欲しいと願っていた。

千恵、竹子、雪など、共に戦ってきた女性達がまた一人と鬼籍に入ることに八重は悲しみをこらえて奮起し、小田山に陣取る敵のアームストロング大砲陣めがけて、火薬の量をめいっぱい詰め込み、尚之助と共に四斤山砲を撃ち返す。その大砲は見事に小田山の敵軍に命中。籠城初日に鉄砲隊を指揮し、危機的状況を救った八重の功績を父・権八は褒め ねぎらうが、「城の者達が怯えることがないよう鎮めるのも砲術家の者の務めだ」と、八重を大砲から遠ざける。そして八重が去ったあと、そっとつぶやく。「ここは危なすぎる」と。
砲弾の音が響く中、城内の者達を鼓舞して回っていた容保は、炊事場に落ちてきた大砲の弾を濡れた布を被せ火消しする八重の姿をかいま見、八重を呼び寄せる。大蔵の推挙もあり、八重は容保に不発弾を分解しながらその仕組みを解説する。 「そなた、覚馬の妹か?」訊ねる容保に、八重は幼い頃”追い鳥狩り”で失態をしでかし容保に救われた上「卑怯ではなく武士らしい」と言ってもらえた事が嬉しく、いつか強くなって殿のお役に立ちたいと願っていたと答える。女こどもも力を尽くして欲しいと頼む容保の言葉に八重は力強く返事をすると、ひらめいた案を願い出る。それは、飛んできた敵の弾を会津軍の武器に変えて使うという胸のすく作業であった。子供達に銃弾を拾わせ老人が鋳鍋でその鉛を溶かし、女性達にはゲベール銃の薬莢(巻紙弾薬包)を作らせる。そんな八重の作業を父の権八は頼もしそうに見つめ、八重が銃を学んだことは間違いではなかったかもしれない、と誇らしげにつぶやくのだった。

しかし、小田山を押さえ勢いづく敵軍は日々兵力を増し、会津はその囲みを破って兵糧や火薬を運び込む道を開かねばならなくなる。会津の総力をかけ精鋭千人を指揮する司令官を官兵衛が買って出て、敵に奇襲をかけ突破し、米沢藩につなぎをとるべく、暁を待たずに打って出ると話す。しかし、容保の温情と じきじきのふるまい酒に感動した官兵衛は、連戦の疲労も相まって酔いつぶれ、寝坊をしてしまう。好機を逸した会津軍は長命寺で苦戦を強いられることになる。
その頃京では、覚馬が書いた「管見」を大垣屋が命がけで岩倉具視に届けていた。今や太政官となった岩倉は、新しい国造りの基本が、すべてその建白書に書かれていると知り感動する。しかし覚馬は病で朦朧としながら「会津から兵をお引き下さい」としがみつき、岩倉は「仙台も米沢も降伏し、残るのは会津一藩。奥羽全土を従えたとき初めて堂々たる新国家が生まれる」と言い立ち去る。
覚馬が案じるその会津は、ついに食糧も底をつき、苦しい籠城の日々が続いていた。しかし最後まで屈しない覚悟と余裕を見せようと八重は城から子供達と共にあっかんべえ姿をした唐人凧を揚げ、やつれた子供達にも笑顔が戻る。そんななか、大蔵(玉山鉄二)の妻・登勢(白羽ゆり)が、八重の教えた荒技で火消を試みて被弾してしまう。

・・・ということで、次回は第29話「鶴ヶ城開城」です。



第28話ぷち・ギャラリー

どうして頼母さまはこったとぎに城を捨てんのがし!?
八重2802
八重!この西郷頼母にもたわまぬ節がある。
八重2801
臆病者と罵られようとまっすぐにしか進めぬわしの道があるんだ

<敵の最新鋭のアームストロング砲に対し、火薬をギリギリまで増やし反撃>

距離14丁、飛斜角10度4分!撃てーーッ!
八重2804
的確な指揮を執る尚之助と八重
放射っ! ズガガガーーン
八重2805
古い大砲でも緻密な計算で見事に小田山の敵陣に命中させ・・・

<危険な”焼玉押さえ”>

飛んできた砲弾に即座に濡れ布団をかぶせ、爆発を防ぐ八重
八重2807
・・・!!あの者は!?
八重2808
川崎殿の妻女、山本覚馬の妹、八重にごぜぇます!

<殿との再会>

容保の陣所に呼ばれる八重
八重2809
「さきほどは、見事であった!」
幼い時から憧れていた殿に、砲弾の説明をする八重
八重NHK2801a
「そちは覚馬の妹か?よく似ている・・・!」
いつか強くなってお役にたちたいと願っておりやした・・・今が、その時ど
八重2814
八重! 女も子供もみなわが家臣・・・ともに力を尽くしてくれ! 
八重2813
八重「はいッ!恐れながら・・・みなで、できるごどがごぜえます!!」

<八重の申し出た案とは・・・>

八重の妙案で敵の銃弾を集める子供たち
八重2815
老兵達「敵が撃った弾を溶かして撃ち返す・・・胸がすくな」
権八「八重が鉄砲を学んだことは間違いではなかったかもしんねぇ・・・闇の中でも小さな穴があけば、光が一筋差し込んでくる」
八重NHK2802a
佐久「その穴を開けたのは八重の鉄砲かもしんねぇなぁ」

小田山からの新政府軍の攻撃
八重2816
最新式のアームストロング砲を持ち込んだ佐賀藩の大砲の威力はすさまじく・・・

<ついに 会津の総力をかけ、突破口を開くための奇襲作戦に>

勘兵衛・・・頼むぞ! (出陣を祝う容保)
八重2817
出陣式に、会津・松平家に伝わる名刀「正宗」を賜る官兵衛
官兵衛ウルウル・・・ 「ありがたき幸せ!」
八重2818
敵を打ち砕かぬうぢは、官兵衛、死すとも城には戻りませぬ!
しかし 連戦の疲労と、殿じきじきの振る舞い酒で酔いつぶれた勘兵衛は
お寝坊官兵衛
暁を待たぬうちに奇襲をかける筈が・・・

<覚馬の建白書「管見」に、新しい国家の雛形を見た岩倉は>

三権分立、殖産興業、学校制度、新しい国の形がここに全部書いてある。
八重2820
会津にも、一廉の人物はおったのやな
むくっ 「会津から兵を引いて下され・・!会津を助けて下され!!」
八重2821
ゆめうつつに岩倉にしがみつき懇願する覚馬

<その頃会津・鶴ヶ城では>

連日多くの砲弾を浴びる鶴ヶ城はボロボロに・・・
八重2823
満身創痍であっても、非道な力に屈しない!の意志を込め、あっかんべえの凧を揚げ
八重2822
八重を見習い、飛んできた砲弾に濡れ布団をかける登勢だが・・・
八重2824
バァァアーン! 失敗し吹き飛んだ砲弾
登勢さまーーッ!
八重2825

ズッドーン!ヒュルルル・・・ズドーン!!(四方八方から2000発大砲を撃ち込まれる城
八重2826
ついに新政府軍の総攻撃が始まったが・・・ 



八重の桜、こんなところが好き!感想&雑記

「八重が鉄砲を学んだことは間違いではなかったかもしんねぇ・・・闇の中でも小さな穴があけば、光が一筋差し込んでくる」「その穴を開けたのは八重の鉄砲かもしんねぇなぁ」

今回の泣かせどころは何と言っても、父のこの会話につきますね。
けれども、この時代一家の大黒柱たる父が八重のことを「自慢の娘」と思ったことが、どこか遺言のように聴こえ、寂しさをも覚えました。

振り返れば、八重の幼い頃、鉄砲に”やむにやまれぬ心”を抱き続ける八重に、「娘に人を殺させたくない」という思いから、わざわざ狩に連れて行き、撃った鳥を確認させた父。そして最後の一発を撃ちこみ、砲術一家の精神や武士の精神を諭した権八・・・鉄砲は命のやりとりをする道具――短い台詞でしたが、娘を危険から遠ざけたいという父の愛が溢れる、心憎いシーンでした。

そして今回も、いささか不満げな尚之助の視線をよそに「ここは危険すぎる」と、別の役目をいいつけ、大砲から遠ざける父。
娘の才能を誰より見抜きながら、鉄砲をやりたいと幾度ねがいでても認めなかった権八も、こうして現場で誰より即戦力となり、どんな絶望的な状況下にあっても、闇に穴を開け、光をさしこませる鉄砲のような八重が、どんなに誇らしかったでしょう。

山本家の支えであった息子の覚馬も三郎も失ってしまったけれど、こうして八重がいつしか第三の息子となって会津の皆を立派に支えているのだ・・・・


そして、もうひとつの泣かせどころは、八重と、憧れの殿との再会・・・!
ついに、幼かった八重の あのときの思いが身を結ぶ瞬間・・・
優しい殿さまに恩が返したい・・・お役に立ちたい!
子供の頃の潜在意識に刻み込んだ強い願望というのは、どうにかして思いを遂げようと道をみつけるものですね。八重も例外でなく――しかし、こんなふうに亡国への一途を突き進むばかりの戦時下で、その夢が叶うとはなんとも皮肉なこと。

「会津は負けねえ」と八重は言うものの、決して勝つという見込みのない戦い。
じり貧であることは誰の目にも明らか。
将棋ならどこで投了するかの問題。
義よりまず命を最優先する現代の価値観から言えば、トップは「参りました」という勇気が必要です。
しかしながら、「今は義の重きをとって、将来の得失を論ぜず京を死処としよう」との言葉通り最後まで責任をまっとうした容保の功績は、「負け戦」の損失で 全て否定されるべきだろうか。
今は死んでしまった「義に死ねても不義で生きられず」のブレのない容保の思想は、当時確かに生きていて、武士道という、命より大切な価値観があったという別な世界が認められなければ、何を語れるというのでしょう。

それが認められない人は、自分の持つ尺度だけで口汚く会津を愚かと罵り、容保をリーダー失格と罵ります。その時代を生きてもいないのに、まるで傍観者の将棋のように、「駒損」が激しく、反撃の見込みも全くないのに、早く「投了」すべき、と二元論的な結論に走る。
あまつさえ、その批判に便乗して安心する”自分”を持たない悲しい現代人もいて・・・その方が、ラクですからね。

そういう意味では、頼母は、あの期に及んで「恭順」という言葉を口にする勇気がよくあったもの。ある意味、近代的なリーダーだったのでしょう。
ここで「頼母、生きよ」という容保の台詞が光ります。
容保公にしてみたら、頼母こそが、会津そのものだったのかもしれません。
そして、藩祖保科家に繋がる血を残すことこそが、会津への恩返しだとも・・・。

国を出る頼母、国を守る八重、城と命運を共にする覚悟の容保。
それぞれが悩み考え抜いた覚悟を胸に、己が信じる道を歩み出すシーンを見たとき、
この時代、この立場で、誰が間違って誰が正しかったかという答えは、現代の価値観のものさしで決して測れない――測ってはいけないと感じられました。

しかし、最後の”オチ”のような官兵衛の遅刻は、生臭い戦の中にあって、どこかホッコリしてしまうシーンでした。笑ってはいけないシチュエーションなのですが、今まであまり好きでなかったツワモノ一本やりの官兵衛どのの、人間臭さに惚れました。
余談ですが、真珠湾攻撃の時、大使館員が前日飲み会で寝坊して宣戦布告が遅れてアメリカに怨みを買う羽目になったエピソードもあったし、深酒で出陣が遅れた三国志の張飛の失敗といい、 歴史を動かしたり人生のターニングポイントとなる事件は、意外と寝坊なのかもと思ってしまう。
官兵衛の長命寺での遅刻は有名な史実話ですが、部下たちが厳粛に詩吟を歌い別れの盃の歌をかわす一方で、官兵衛に殿から御一献ならまだしもじきじきのおかわりをついでもらって・・・あの前夜の容保との熱い盛り上がりとの落差が激しすぎて、コントでしたね。(笑)天然系で、こんな笑いを醸し出す八重の演出、最高です。

そして、京都では覚馬の書いた 新時代への建白書「管見」が、ついに岩倉の眼にとまった。
いい塩梅です。ときはすでに討幕から次のステップへと動き出している・・・
新時代を生きる会津のホープもまた、八重の明けた鉄砲穴の光を感知したように、
闇の世界から真実の目をさまして、新しい国家のあり方に光を注いでいくのですね。




  八重の桜かると 会津戦争で使われた大砲


幕末には、積極的に大砲が導入されました。しかし、当時の野戦砲は、ほとんどが前装施条式で、絶えず発射するためには最低8門の砲を必要とし、その点、佐賀藩が有した後装施条式である「アームストロング砲」の機能は、群を抜いて優れていて、上野戦争や会津戦争で威力を見せつけたという。
そのほか薩英戦争で薩摩藩が使用した前装滑腔式の「カノン砲」、長岡藩家老の河井継之助が使用した機関銃の前身「ガトリング砲」などが、幕末の大砲として知られています。


会津戦争で使われた大砲


鶴ヶ城の攻防戦に於いて、4/14日、ロケが行われたという大手門(北出丸)最新鋭の七連発スペンサー銃を持って戦った八重。会津の精鋭部隊は国境の警備に遠征していたため、城内には老人の玄武隊、少年の白虎隊のほか婦女子だけ、しかも武器は火縄銃などの旧式のものばかり。
しかし八重は進撃してきた土佐藩の隊長を次々と狙い撃ちして、次に砲車を引いてきた薩摩の二番砲隊頭の大山弥助(のちの陸軍卿で、山川大蔵の妹を娶ることになる大山巌)の足を貫通させたという。
さらに八重は城内にある四斤砲を運ばせて瞰射しはじめ、会津軍の精鋭部隊が帰城するまで持ちこたえさせ、新政府軍を城郭まで後退させた。最大の危機を救った八重の活躍は、当時の近代兵器である銃や大砲を最大限に活用できた手腕によるものといえます。

ちなみに、初日に危機を救った八重ですが、伝説のスペンサー銃を用いたのは初日だけで、宝の持ち腐れとなってしまいます。というのも、この銃はプロイセン人が兄・覚馬に贈った、日本でも超最新式の1挺で、弾も使い切り分の100玉のみ。新たに弾を作る間も鋳型もなく、2日目からはゲベール銃を使用していたといいます。


八重の使ったスペンサー銃




美雨のぷち・八重の桜紀行その⑦
    大砲戦の舞台、小田山を訪ねて



思えば、いまへの伏線のように痛みを伴って耳に響いてきた17話の尚之助の言葉・・・
”万一”が”万一”でなくなったとき、会津に悲劇が訪れたのですね。

鶴ヶ城は難攻不落と言われた堅固な城ですが、立地的にも不利なロケーションにあり、また 17話で、三郎の言葉からピンときた尚之助が案じたように鶴ヶ城がまる見えの小田山が有り、会津藩の内通者が、西軍(新政府軍)に、城を攻めるのに地形上優れているこの場所を漏らしてしまいます。

前回(27話)も、尚之助がコンパスを用いて小田山が死守すべき要所であることを熱弁したように、立地だけでなく、戦で不可欠な兵站物資が詰めてあった火薬庫があったのですね。戦の経験値も浅い若家老の梶原がその案を軽視してしまったことがどんな打撃を招いたか・・・

思えば、鳥羽伏見の戦の頃から、先を見越して藩で元込め式ライフルに改造していく案も、正式な会津藩士になり会津七口の要所を押さえ、川の交通を利用する兵站ロジスティックや大砲を作る反射炉造営の建白も、すべてスルーされていた尚之助・・・
客観的な鋭い分析力を持つ尚之助の第六勘はいつも的を射て、会津の強い即戦力であったのに、今までに彼の意見が生かされたことはついぞ一度も無かったことが悔やまれますね。


尚之助「ウナギ犬くん?小田山の位置をちゃんとおさらいするんですよ」                    八重270Y
     ↑コンパスを握る尚サマの技術者らしいお手々
                              



桜咲く四月末、会津・小田山の西軍砲陣跡、登ってきました
灯台下暗しで、見慣れた景色の町に住んでる会津っ子よりは、よそ者だからこそ鼻のきく尚之助、三郎の「小田山からよく城が見えた」の言葉に不吉な予感を覚えたことが、現実となってしまう皮肉・・・
その激戦の舞台、小田山に登ってきました。


鶴ヶ城、天守閣から見た小田山 たしかこのあたりが会津を攻めた西軍砲台跡
小田山城



戦国時代、蒲生氏の城があった小田山 市街の見晴しは最高。城もよく見えます
戦国以前、蘆名氏の城があった小田山 市街の見晴しは最高。城もよく見えます


新政府軍は現地の内通者の情報をもとに、鶴ヶ城を眼下に望む絶景の砲撃ポイント・小田山に砲陣を設け、8台の砲台を設置しました。組立式で、分解して運ばれたこれらの大砲は、どれも鶴ヶ城の天守閣の方向を標的にしていました。 大砲の射程距離は1500m、天守閣までは1360mありましたが、十分城内に届いたのです。なかでも佐賀藩の所有したアームストロング砲はこの戦争において最も威力を発揮したと言われています。それでも当初は天守閣まで届きませんでしたが、薩摩藩の大山弥助(巌)が放射角を調整して命中するようになったといいます。(国土地理院の地形図から測定だと1600m)
皮肉なことに、のちに大山夫人となる幼い山川捨松は、城中で大山が指揮する西軍の砲撃に怯えていたわけです。このとき籠城戦に加わっていた八重は、夫の川崎尚之助と共に城南にある豊岡神社の砲台から小田山の砲陣へ反撃し、敵に打撃を与えています。八重はまた、北の丸から銃で大山弥助を狙撃し、その弾は右股を貫通したと言われていますが、このドラマではどのように描かれるのか、楽しみのひとつでもありますね。


(今度は逆に)小田山・砲台跡から撮影。雨で視界がかすんでもお城はよく見渡せます
鶴ヶ城01
この日は雨で曇っててごめんなんしょm(__)m

                     お城ズーム!
            ちょっとズーム! レンズに水滴ついてます


150年前、この場所から西軍がこんなふうにお城に照準を定めて大砲をボンボコ打ち込んだと思うと、胸がずきんと痛む思いでした。でも実は西軍はヘタっぴいで、こんないいロケーションに8/25日に設置して以来、何日も放射角ズレズレ、なかなか天守閣まで届かなかったんですよネ。反して八重は、薩摩・鍋島・土佐はじめ6藩以上の砲陣を相手にお城からこの西軍砲台めがけて旧式の四斤砲で百発百中、さすがは砲術指南の娘!一時はこの小田山西軍を撤退させ、9/16まで凛と持ちこたえます。
おりしも美雨の登山中に涙のような雨・・・山の頂上につくと大砲のような遠雷が轟き、まるで時空を超えて150年前のこの日この時にワープしたような天の演出に、しばし感無量でした。けれど、さらに慶山・舘、城下外郭に16門もの大砲を続々と持ち込まれ立て続けに一斉砲撃された落城前の三日間は、この雷鳴の比ではなかったでしょう。この日、明け渡された鶴ヶ城の涙のような雨が、まるで私達に語りかけるように、さめざめと降り続けたのでした。(涙)



「八重の桜」各話あらすじ&感想
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MIUMIU 美雨

Author:MIUMIU 美雨
旅、歴史、長編ドラマ(短編も)のレビューやエッセイを書いています。
文化系の記事が多いですが、歴史ドラマ(大河ドラマ:八重の桜)や、韓ドラレビューも書きます。中でもソン・イルグクさんの作品が大好きです。
更新はマイペースで続けていきますのでどうぞよろしくお願い致します。

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