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ちょっとだけスピリチュアルな世界の旅日記や 文化、歴史のぷち・エッセイを書いています。他にも海外、国内のお気に入りのドラマのあらすじ&感想を勝手気ままに綴っています。

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セビーリャを見ぬ者、マラビーリャ(素晴らしき)を見ぬ者と同じ  ”Quien no ha visto Sevilla , no ha visto maravilla.”

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セビーリャを見ぬ者、マラビーリャ(素晴らしき)を見ぬ者と同じ
     ”Quien no ha visto Sevilla , no ha visto maravilla.”

      
      ~アンダルシアの旅  セビーリャ編~


旅行者の方からセビージャ(セビリア)についてお尋ねがありましたので載せてみました☆彡
オレンジのたわわに実る サンタクルズ通り
オレンジのたわわに実る サンタクルズ通り


果てしなく広く乾いた青空は、セビーリャの誕生を見ていたに違いない。

そして、静かに堂々と流れるグァダルキビル川は、来たりては去り、来たりては去って行ったさまざまな人の群れに、豊かな恵みを与えてきたことでしょう。
有史をはるかに超えるセビーリャの歴史は、とても一言では言い表せません。
勿論ブログでも。10頁を与えられても語りつくせないでしょう。

とにかく、セビーリャ創設にまつわる伝説だけでも大変な数だし、その後のキリスト教勢力VSイスラム教徒のせめぎ合いを見ても実に生々しくて、私たちの手には余るのだけど、それがまた悲しくも美しい・・・。

コロンブスの町、メリメやビゼーの「カルメン」の町、モーツァルトの「ドン・ファン」の町とこの町ゆかりの事柄をあげればきりがありません。
ガイドの友人の話では、セルバンテスも入牢されていたという。
多くの名所が、文字通り鑑賞にたえるスケールと重みを持って、見る者に迫るのも、たぶんこのように重層した歴史を近代にまで持ち続けていたせいなのでしょう。

そしてまた、アンダルシア県の代表都市として、有名な春の祭り:フェリア、セマナ・サンタ(聖週間)、へと、訪問者を惹きつけます。
けれど、あえて選ばずともよし、と、セビーリャの友は言う。

なぜなら、他の季節の静けさ、素晴らしさも捨てようがないほどセビーリャ的であるから、と・・・。



カテドラルの周りには、白馬車がいっぱい。
カテドラルの周りには、白馬車がいっぱい


セビーリャを訪れた観光客なら、まず誰しも筆頭にあのばかでかい(本当にこの表現がぴったり)、大聖堂をメインに書き始めるでしょう。
民族と歴史のモザイク、もと回教徒の寺院の跡地に、14世紀から1世紀を費やし世界一の大きな大聖堂を!
をキャッチコピーに建設された、スペイン最大のカテドラル。じっさい、ローマのサンピエトロ寺院、ロンドンのセントポール寺院に次ぐ規模という。

ゴチック建築の荘厳なカテドラル・・・私にはあまり魅力ありません。
むしろ、内部で興味があったのは、ゴヤ、スルバラン、ムリーリョのガラス張りでない、手を伸ばせば届くという、気前良く(?)ディスプレイされた生の名画たちでした。



セビリア生まれの画家 ムリーリョの絵「聖アントニオの幻想」
セビーリャのカテドラルにある名画
アントニオを取り囲んで線が見えますか?これは、かつてこの部分だけが切り取られて盗まれ後に、ニューヨークの骨董品屋で見つかり、買い戻されたということです。苦肉策の切り貼りですが、すごい技術ですね。

フランシスコ・デ・ゴヤ後期を代表する宗教画作品のひとつ「聖フスタと聖ルフィーナ」
カテドラル ゴヤの絵
4世紀セビーリャ出身の陶工姉妹で 殉教後、聖女あがりした。手には陶器と殉教を象徴する棕櫚(しゅろ)の葉が描かれ、足元にはスペインの寓意像とする獅子(ライオン)が従順に足を舐める姿で描かれている



そして、それ以上に、セビーリャはじめ、アンダルシアに自分を惹きつけた、中世に隆盛を誇ったイスラム文明です。彼らはその後歴史の表舞台から退場し、今日に至っていますが、滅び行くもののはかなさ、美しさは、洋の東西を越えて、後世の人々を魅了します。
今回の旅のテーマは、イベリア史に光輝を誇ったイスラム文明と、往時の歴史を物語る史跡を旅すること、そして、ローマのみならずイスラム文明をもヨーロッパに復興させてくれたルネッサンスという、その後の西欧文明との融合、というレポートのためでした。

そのため、いささか観光的な見地からは、大物めいた名所や建造物は外れているかもしれませんが、美雨の目と心のフィルターを通してみたアンダルシア紀行、ということで、興味のある人だけどうぞ。
ここは私的なブログスペースなので、手にふれてきたもの、耳にしたもの、目にしたもの、口にしたものの中で特に感慨深かったものを、選んで記していきたいです。


セビーリャのアルカサル2
セビーリャのアルカサル(王城)

名作の舞台ですね
なんて勉強家なんでしょう。笑
俗称;かすてら屋どんちゃん


アルカサル(王城)。
レコンキスタ期、カスティーリャ王で”残忍王”と呼ばれたペドロ王が愛でたという、ムデハル式の美しい建物とパティオ(中庭)は、優れた回教徒設計士や工人の手によって、14世紀に完成されました。人形のパティオから大使の間をぬけて、乙女のパティオに至るまでのセラミック(陶器壁)や、壁のモザイクには観劇。セビーリャの最も美しいもののひとつに数えられている提督の間とペドロ王の宮殿との階段を見ずして帰ることはできません。

青池保子さんのライフワークともなった名作「アルカサル」の舞台でもありますね。
建物の東側庭園には、外国産の珍しい草やフルーツの木が植えられていました。


大使の間 3つの馬蹄型のアーチが美しい  アラベスクの典型といえる文様。
王の間 3つの馬蹄型のアーチが美しい
水色・藍色は天国を象徴する色。繊細なサラセン模様がレースのようでとても美しい。


ヒマラヤ杉の円形天井を頂く大使の間 ムデハル様式の傑作。
半オレンジのドーム天井 王の謁見室
半オレンジのドーム天井はまるで万華鏡の世界。コンピューターで作ったような完璧な星型。 


ズームしてみます 美しすぎ・・・寄木の宝石のよう
美しすぎます 寄木の宝石のよう
嵌めこまれた城の絵(カスティーリャ王国)とライオン(レオン王国)の紋章も見えますね


イスラム建築の粋をこらした(ムデハル式)内部装飾 
イスラム建築の粋をこらした(ムデハル式)内部装飾 1mmたがわずはめ込む組器技術、神業ですね。
1mmたがわずはめ込む寄木や組み木の技術、この巧緻性・・・神業ですね

幾何学の海に抱かれているみたい・・・海というよりは宇宙?
幾何学の海に抱かれているみたい・・・海というよりは宇宙?
スタッコ仕上げの漆喰に彩色を施した化粧漆喰です。メディナ・アサーラ内の宮殿のオマージュとも。

みな天井に釘づけ まさにアラベスクのプラネタリウム
イスラム文化に傾倒していた王が、アルハンブラ宮殿を模して作られたというだけあって、さらに美しい
時の権力、財力の凄さを知らされます


壁の装飾 上が漆喰装飾で下タイル、いいですね
壁の装飾 上が漆喰装飾で下タイル、いいですね
夏涼しいタイル タイル造りの技法もイスラム圏から生まれたもの

上部のアラベスク模様と 腰壁のタイルのコラボが魅力的
アラベスク模様とタイルのコラボが魅力的

タイルの幾何学模様もさまざまですが、上部のアラベスクも独特で繊細
タイルの幾何学模様もさばざまですが、その上部のアラベスクも独特で繊細。アラベスク模様のすかし。レースみたいでしょう
アラベスク模様のすかし。クーフィー書体のアラビア書道、美しいですね。レースみたいでしょう


乙女のパティオ  アーチ上の漆喰細工も息をのむばかり
アルハンブラ宮殿の姉妹城と呼ばれるほど似ている
アルハンブラ宮殿の姉妹城と呼ばれるほど似ている


どの角度から撮っても絵になる乙女のパティオ 昔の遺構も発掘され、さらにリアルに
パティオ オレンジの植えられた乙女チックなパティオ。昔の遺構も発掘され、さらにリアルに
イスラム統治時代、キリスト教徒の娘たち100人が王に献上されたという哀しい伝説からそう呼ばれたとも

滅ぼしたとはいえ、優秀なイスラム文明に心酔していた王は、アルハンブラ宮殿を模して城を作ったという
滅ぼしたとはいえ、優秀なイスラム文明を崇敬していた王は、そのスタイルそのままに城を作ったという
アンダルシアの光と影のコントラストがここにも


王城の庭園
王城の庭園 異国の文化をめでたペドロ王もこんなふうに南国情緒を愛したのでしょうか
異国の文化をめでたペドロ王もこんなふうに南国情緒を愛したのでしょうか


ペドロ王の最も愛した妃、マリア・デ・パデリアの水浴場
ペドロ王の最も愛した妃、マリア・デ・パデリアの水浴場
イタリアふうの中庭をくぐりぬけると、まだしっかり残っています


アルカサルのクジャクさん  観光客のパンをおねだりに・・・ 
アルカサルのクジャクさん 熱いですね
名付けてドン・ペドロ君  妻や子の為に王様でも食いぶちを取ってこないといけません


夫君の声につられて早速 奥様出現 名付けて マリア・デ・バデーリア 
最近ヒナが孵って数が増えたそう 人気のクジャク君。パンを求めてやってきます
最近ヒナが孵って数が増えたそう 人気のロイヤルファミリー・クジャク夫婦


もう1羽おチビちゃんがうしろに居たので三つ子ですね^^ ベアトリスとコンスタンツァ? 
ムデハルの色柄ベンチにもぴったり風合いですね! ヒナはベアトリスとコンスタンツァでしょうか
どこでも三つ子が大活躍?ピヨ! ッパーニャ、ゴンハグク、マンセー だったり・・ *≧∀≦)



サンタ・クルス街
セビーリャの旧市街には、サンタ・クルス街という名の旧ユダヤ人居住区が残っています。

17世紀の初めに布告されたユダヤ人追放令によって、彼らは最終的に姿を消してしまったので、現在は、ユダヤ教徒は住んでいません。しかし先祖はカトリックに改宗したユダヤ人(コンベルソ)であったという人々はいます。

今でも迷路のように、細い路地が入り組んだ地域で、白壁の家並みがひしめき合っており、建物には鉄条細工の窓装飾や、洒落たデザインの街灯が多いのも特徴です。
一見、庶民的な下町なのかと思いきや、この地区に住んでいる人々のグレードは高く、中には大邸宅や貴族の屋敷も珍しくはありません。また昼と夜でも、雰囲気は違ってきます。

この界隈は、セビーリャの理髪師やフィガロの結婚、ドン・ジョバンニをはじめとする、数々の有名な戯曲の筋書きが展開する舞台ともなっているのです。こんな小さな一画が、あの世界的に有名な芸術の舞台だなんて驚きでしょう?

ドン・キホーテの作者、ミゲル・デ・セルバンテスは「セビーリャの古い界隈を歩いていると、路地の角を曲がるたびに、次々と新しい冒険に出くわすだろう」という表現をしていますね。

週末の夜ともなれば、路地に人が溢れるほど、バル街は遅くまで賑わっています。中には数百年も続いているという古い店もあります。
地元の友人は、コンサートやオペラの帰りがけなどに、行きつけのバルで一杯、ワインを引っ掛けては音楽の余韻に浸りつつ、夜の散歩をしながら帰るのが至福だと話してくれました。

セビーリャという名作の舞台で、さらにその舞台上でわが町、わが通りを見る・・・
なんという贅沢な特権でしょう・・!


セビーリャ サンタクルス街
サンタクルス街"

青空に白が映える  鉄柵にも特徴が
サンタクルズ街
狭くいりくんだ小路は、敵からの侵入に備え造られたという

セビージャのバルの内装がアラビックで素敵。 どこのバルもタパスがおいしい
内装がアラビックで素敵。 どこのバルもタパスがおいしい



ヒラルダの塔
マドリガル歌曲にも登場する、セビーリャのシンボル、ヒラルダの塔は、町で最も有名な歴史建造物です。

真夜中すぎでも姿を見ることができるヒラルダは、12世紀末、回教徒(モスリム)の、モラミッド朝の手によって建設されました。プラテスコ様式の鐘楼は、地震によって破壊された部分を16世紀になって付け加えたものだそう。

下から見れば小さく見える先端(風見)も、なんと高さ4m、重さ1288kgもあるのに、風を受けるとこのブロンズ像が回転してしまうというから仰天してしまいます。
この塔が、風見を意味する”ヒラルダ”と呼ばれるゆえんですね。

この塔には階段はなく、36辺の壁面沿いにらせん状に続くゆるやかなスロープを登ります。
昔、王さまが馬で登ったという坂道を、小さな窓からのうす明かりを頼りに歩いていくのですが、石畳の丸くすり減ったヘコミが、今までどれほどの人が何を求めてやってきたのかを、問いかけてくるようです。


セビーリャのシンボル ヒラルダの塔" 町のどこからも見える
セビーリャのシンボル ヒラルダの塔
あんなに小っちゃく見える風見部分が

実はこんな巨大  等身大に再現されたモニュメント  
ヒラルダの塔の風見鳥部分等身大再現
高さ4m、重さ1288kg それでも風が吹くとくるくるよく回るのが不思議


セビーリャを見ないものは、マラビーリャ(素晴らしい物)を見ないのと同じ、という格言がずしんと感じられる、モニュメントです。

この町は、みどころがいっぱいすぎて紙面に入りきらないのが悔しいところ・・・

”Quien no ha visto Sevilla , no ha visto maravilla.”
「セビーリャを見ない者、マラビーリャ:素晴らしきを見ないも同じ」

これって、
「日光を見ずして結構というなかれ」にも似ていませんか?


とりあえず、今日はこの辺で。




美雨





次回は、建物ごと歴史モニュメントのようなホテル・アルフォンソ・トレッセを紹介しまーす♪
ホテル・アルフォンソの中庭 伝統的なアラビック噴水もB・・・
最後まで読んでくれてありがとう



セビリャーノスと言えば、やっぱりテレサ・ベルガンサ!素敵です♪

Teresa Berganza *Nana de Sevilla* by F.G. Lorca




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頭痛がなかなか治らず、コメ欄閉じさせていただいております<(_ _)>

祖母がしてくれた話「天国の食卓と地獄の食卓」

盆がくると思い出す「天国の食卓と地獄の食卓」

八月になりました。
この場を借りて、皆様に暑中お見舞い申し上げます。

八月といえば(早い所は七月?)そおろそろお盆の支度で賑やかしくなる頃ですね。
概してですが、お墓をもつ家庭なら、宗派が違っても、お盆の期間は、ご先祖様や亡くなった家族の霊を自宅にお迎えして、供養、おもてなしをしますね。

お膳にお供え物をしながら、いつも思い出すのは祖母の話です。


A1



皆さんはご存知ですか。

地獄にも天国にも全く同じ大きな円卓があって、全く同じご馳走がおいてあるそうです。
そして、その大きな円卓に(中華テーブルみたいな丸テーブル)の遠い中央にご馳走が皿いっぱい盛られているそうです。
しかし、それを食べるために、2メートルくらいの長い箸を使わなければなりません。

さて、天国の食卓では、自分よりもさきに向かいの人に食べさせてあげたいと、その長い箸で向かいの人に沢山のご馳走を”食べてね、食べてね”といいながら口に入れ合うので皆がお腹いっぱい食べれてみんなにこにこしています。
だから、天国の住人は、皆がぷくぷくして、ふくよかです。

一方、地獄の食卓はどうなるかというと・・・
そうです。われ先にと自分の口に入れようと必死ですが、箸が長いために食べれません。もちろん他人に先に、などという発想は無い人達ですから、ずっとずっと、一生飢え続けたまんまなのです。
だからもちろん、ぎすぎすした顔でガリガリです。

まったく同じご馳走が同じ円卓に置いてあるのに・・・

人間は心次第で満たされもするし飢えもするんですね。

つまりは、各々のこころが、天国の住人になるか、地獄の住人になるかを分けるんですね。




天国のハシ


身びいきかもしれませんが、幼なごころにすごく衝撃的だった、こんな説法をしてくれたお祖母ちゃんは、きっと天国にいると確信しているのです。

優しくて気前が良く、多くの人にもてなしをしてあげた祖母は、きっと今も天国で、円卓のむこう側の人に、「お食べなさい、お食べなさい」と言って、長いお箸でわけへだてなく食卓の食べ物を口に運んであげているのだと思います。

そして祖母にも、みなが口に運んでくれていると・・・

そんなことを想像しながら、お仏壇と盆膳にせっせとお供え物を並べるのです。

「これが天国の食卓に並べられるご馳走になるんだわ」と思いつつ・・・

あの日あの時、祖母もきっとそんなことを考えつつ、ご先祖様を供養していたのでしょうね。



はすのうてなに生まれ変わってほしい




祖母が教えてくれた尊い逸話から、最近知った、あいだみつをさんの詩をご紹介しましょう。

これは、忘れもしない東日本大震災のとき、われ先にと買い占めや買い貯めがおこった、都心の食料ショックに向けて、あいだみつをさんが書かれたものです。


「ゆずりあうこころ」

うばい合えば足りぬ 分け合えばあまる

うばい合えばあらそい 分け合えばやすらぎ

うばい合えばにくしみ 分け合えば喜び

うばい合えば不満 分け合えば感謝

うばい合えば戦争 分け合えば平和

うばい合えば地獄 分け合えば極楽

うばい合うと足らないけれど

分け合うとあまっちゃうんだなぁ

by 相田みつを


奪い合えば足らず、分け合えばあまる・・・

この詩を読むと、盆に祖母が教えてくれた「天国の食卓、地獄の食卓」を思い出す美雨です。






最後まで読んでくれてありがとう



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所用で関西に出かけておりました。
9日夜戻ってまいりました。これからは盆の支度などで、お一人ずつりコメントできずすみませんが、ブロ友さんには
ご挨拶と応援に行かせていただきますのでよろしくお願いします<(_ _)>
*CommentList

薔薇の奇跡 ~ハンガリーの聖女イサベル~

 薔薇の奇跡 ~ハンガリーの聖女イサベル~


聖女イサベル(1207-31年)はハンガリー王アンドレス2世の長女として生まれ、11才で婚約、14才で結婚、20才で未亡人、24才で死去するという、短い生涯を駆け抜けた。

聖イザベル
「ハンガリーの聖女イサベル」(1672年)ムリリョ作



幼少期は豪奢な宮廷の中で育ちながら、信心深く、貧しい人々にも目を向けた。父母から戴いた贈り物もすぐに貧者に施してしまう。絹のドレスを着て町に出ても、貧民の娘のボロ服と交換して宮殿に帰ってくるという少女だった。
11才の時、南ドイツの領主ヘルナン1世の長男ルイスと婚約、1221年に、 14才で太陽と肥沃さに恵まれたハンガリーから固く閉ざされたゲルマンの地ヴァルツブルクに嫁いだ。
政略結婚ではあったが、夫と愛し合って3人の子供を生んだ。

公妃となっても、毎日900人の貧者たちに食物を与え、領民への施しを続けた。ある時、城の物品持出しの疑いで告発された。「スカートの中に何を隠しているのだね?」と聞かれて、「いいえ、何も...バラの花です」と咄嗟に答えたが、真冬にバラが咲いている筈はない。裾を開くと、バラの花びらに変わっていたという。
ちなみに同じ話は、13世紀ポルトガルのデニス王の妃イサベルの伝説としても伝えられている。



モーリッツ・フォン・シュビント 薔薇の奇跡
モーリッツ・フォン・シュビント 薔薇の奇跡



皇帝フリードリッヒ2世の提唱で、父アンドレス2世は第4回十字軍に遠征して無事帰還。夫のルイスも十字軍に参加するが、途中で伝染病で死ぬ。
イサベルは20才で未亡人となった。
さらに不幸は続く。義母ゾフィア元大公妃と次の大公位を狙う義弟ヘルマンによって宮廷を追放される。折しもヨーロッパには大飢饉が襲った。3人の幼い子供を抱えて、母方の実家マールブルクを頼る。伯父は司教、伯母は修道院長の地位にあった。

イサベルは再婚する道を捨て、現世への執着を断ち切って、修道女として慈善病院を建てる。1226年に亡くなったばかりのアッシジの聖フランチェスコの教えを実践した。ハンセン氏病、疫病患者、貧民を収容し、素手で患者を治療した。その場面がムリリョの絵の主題である。
まもなく1231年、わずか24才で逝去する。

当時の病院には、近代な設備や薬品など一切ない。消毒もなければ衛生状態も悪い。食事とベッドを与え、患部の洗浄と薬草を調合するぐらいが関の山。平安時代なら「護摩を焚いて加持祈祷」にあたるミサ、象徴としての特効薬は聖人の遺骨などの「聖遺物」、科学ではなく迷信が支配していた時代である。その環境で2,3年で感染死するのは致し方がない。



施しするイザベル
施しするイザベル



死去した日、若い修道士が事故で瀕死の重傷を負った。彼はまだイサベルの死を知らない。伏している部屋にイサベルが現れた。「いつもは質素な服なのに、今日はどうしてそんなに美しい服を着ているのですか?」
「私はたった今、死んだばかりで、これから栄光へと旅立つのです」翌日、彼の傷は癒えた。
埋葬の2日後、不治の病で死にかけていた1人の修道僧が、イサベルの墓の傍に横たわっていると、たちまち治癒した。
このような奇跡が幾つも起こり、わずか4年という異例の速さで列聖されて、フランシスコ修道会の守護聖女となった。

ムリリョはルーベンス、ベラスケス、ティチアーノ、ファン・ダイクからの影響を多分に受けている。明暗法、遠近法、多方向からの光の効果が存分に駆使されており、細部や奥行きの表現も見事。とりわけピラミッド&スパイラル(螺旋)構図が印象的で、これが画面中の人物の動き、視点の集中効果を生みだしている。
妻を亡くしたムリリョは、1665年に信徒会のメンバーとなってこの絵画を制作した。そして聖女イサベルは慈善病院の活動の模範とされた。



聖イザベル2
不思議な温かさを感じる絵 慈愛に満ちた聖母のような表情のイサベル


彼女の生きた時代と背景・・・

13世紀のヨーロッパは「十字軍と聖者の時代」とする歴史家がいる。
キリスト教を権力の柱に据え、軍事力を背景に領主たちが覇権を唱えて、国家の原型を築いていく過渡期。後代の貴族には、この時代の戦いで殊勲を挙げて称号を授かった人々も多くいる。14世紀になると戦国の世の傾向は益々強くなるが、その前哨戦たる「統合への時代」と云えるかもしれない。

そんな中、戦いに明け暮れる世の中に疑問をもつアッシジのフランチェスコ、仲間を集めて始めた小さな教団ーーやがてローマ法王の認可を得ると、数年のうちにヨーロッパ各地に広がっていった。弟子たちは、ハンガリーからポルトガルまで、あちこちでフランシスコ修道会を創設して布教に努めた。
汎神論ともいうべき、自然と一体化した感性、信仰の対象の広大さと自由な精神、そこにはキリスト教を越えた普遍性があるような気がする。
また、殺生を禁じる仏教の教えにも通じる部分があるかもしれない。
先代の法王ヨハネス・パウロ2世は、フランチェスコを「自然環境保護の守護聖人」とユーモラスな表現をしていたし、マザー・テレサも、フランチェスコの教えに触れて修道女となったと言われている。

その陰で、中世の清教徒、南仏ラングドックのカタリ派は異端と断罪されて 徹底的な弾圧殲滅の憂き目に遭った。ちょうど同じ時期、運命が正反対に分かれた2つの教団・・・時代の選択という歴史の無慈悲さ。




聖イザベル3
聖イザベル



ハンガリーの聖女イサベルの人生・・・おそらく自分は幸福なのか、そうでないのかを、考える時間さえもなく、短い人生を生き抜いたのだろう。寿命が長いか短いか、そういう基準が無意味なことのようにさえ思えてしまう。
すべてにおいて恵まれた境遇から、自分自身の力で生きなくてはならない状況に追い詰められるまで、それは一瞬のことだったはず。
死後の出現の奇跡も、重要なのは、それが真実であるか否かよりも、魂は不滅であり、永遠の存在となって生き続けて欲しいという人々の願いの結晶である、ということなのだろう。



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籠かばふ ほおずき市の 宵の雨  ~浅草観音に寄せて ~

籠かばふ ほおずき市の 宵の雨  ~浅草観音に寄せて ~


ほおずき市



秋桜子のように、ほおずき片手に雨に降られて参道を歩く浅草観音のゆうべ・・・

もうそんな季節がめぐってきました。

大好きな浅草の観音様の、ほおずき市に、毎年参拝している美雨です。
ちょうどこんな美しい雨の降る季節 、ほおずき市は開催されます。

正式には、正観音四万六千功徳日と言って、この日にお参りしただけで、四万六千日お参りしたのと同じ功徳をいただけるという、ありがたい祈祷会の日なのですが、それほどに法(観音様の説法)が好き、というところから法好き―ほおずきの市が立ったというのが由来です。
観音さまを信仰していたお祖母ちゃまに連れられて、何度ここに足を運んだことでしょう。お陰でいつの間にか美雨も法好きっ子になってしまった。(笑)どんなことがあっても毎年欠かさず詣でているのですが、この時期って本当に慌しくって、浅草まで出向くのは結構大変。

ずっと外地暮らしでなかなか会えなかった親友の都合もつき、昨年はわが莫逆の友とあの真っ赤なほおずき達を拝むことが出来ました。あ、その前にちゃんと正式祈祷会にも参加し、あのリズミカルな観音経をお坊様たちと唱えましたよ!(笑)
この日のお坊様達はふだん一日に一回の御祈祷が半日に12回クールで回転するので、やけに早口でついていけないくらいアレグロ・トロッポ(笑)ううん、ヴィヴァーチェって感じですね。(^O^)



昼も夜も楽しい観音様のほおずき市
昼も夜も楽しい観音様のほおずき市




そうそう、雨が降る日ほど、功徳が高いのだそうです。観音様を護っているご眷属の金龍が発動している証とか。
嬉しいな。
じゃあ、私の願掛けも聞いていただけるかしら。お灯明(おろう)も捧げます。

「私も暗闇で迷っているひとに灯りをともせる、観音様の1/1000だけでも功徳を積ませていただく努力をします。」
「小さな自分単位でなく、大きな視野で物事を広く見、より多くの人のしあわせ、社会のために尽せる、陰の行をさせていただきます」

「できますれば、私の願いも聞いてくださいますか」
供養の間じゅう、観音様とずっとそんな対話をしていました。

ほおずきって、漢字で鬼灯と書くのですよね。
あんなに可愛らしい姿からは想像し難いので不思議です。
地獄の鬼の心の闇さえ明るく灯してあげるから鬼灯と書くのだろうか。
観音様の慈愛は、海のように広く、炎より暖かいのでしょう。



2ほおずき市



日本人は、概して観音様が大好きといいます。
とりわけ、浅草の観音さまは、聖観音菩薩という最高位の仏さまでありながら33相にも化身して、苦しみ、悩んでいる民草のために分け隔てなく慈愛をもって、衆生をお救いくださるという有難い観音様です。最高に尊いがゆえに、一番下までおりてきてくださるんです。しばしば、ご縁日の茶の湯講に参加しますが、それはありがたいお話がいただけます。こころが潤います。

そのときのお話ですが、浅草寺は628年、(推古36 )土地の漁師であった檜前浜成・竹成兄弟が隅田川で観音像を網で掬い上げ、これを土地の長、土師中知が観世音菩薩と知って自宅に安置し礼拝供養したところ、疫病や飢饉がおさまり、身分の分け隔てなく、信仰する人々に絶大なる功徳が行き渡ったというのが由来だそうです。

身分の分け隔てなく―民草の願い、苦しみを聞いてくださる観音様は、昔もいまも衆生のスーパー.アイドルであることに少しも変わりありません。私は本堂裏の木彫りの小観音像と干支の仏様をまつってある影講堂が特に好きで、いつも長居をしては、観音香の漂うあの天蓋のもと、たたずんでしまいます。

私とも対話をしてくれる、観音さま。
なんてお優しいおすがた。
憂いを含んだ慈愛のまなざし。
叡智を湛えた沈黙。

蓮のうてなの観音さまにいだかれて小さな子供のように静かに眠る自分が、眼をつむるといつもそこにありました。



ほおずき市3
本堂の裏手にひっそり佇むような影講堂の聖観世音菩薩さま


そういえば父方の方も母方の方も観音様大好きでした。
鬼灯の実がひとつつくたびに功徳がひとついただけるとお祖母ちゃんが言っていました。

わが家は、この鉢の籠の下に風鈴を吊る提げて、玄関の軒下にかけています。えびね風鈴も風情がありますね。

ほおずき市以外にも、よく手をひかれて11月の練行列(百味供養やや星供養、菊供養)に参加していたのを思い出します。あのときは意味も何も解らずただみんなに可愛がられて、参加しただけで褒めてもらって楽しかったけれど、いまこうしてひとつひとつの供養の意味を学ぶと本当に深くって、うひゃあ、観音様ってなんて偉いかたなの!?って驚くことばかり。
観音様ってスーパーヒーローだったんですね。

ほおずき、風鈴、朝顔、金魚すくい、浴衣にかんざし...

いいですね、夏の風物詩たち。

明日から5日間の天気予報は雨。
ほおずき市の月曜日の天気も雨。
それもまた佳きかな。佳きかな。


籠かばふ 鬼灯市の 宵の雨 を楽しみたい美雨です。




美雨



浅草寺http://www.senso-ji.jp/annual_event/shimanrokusennich.html

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消えたみずうみ  ~アラル海の悲劇 ~

消えたみずうみ  ~アラル海の悲劇 ~

じめじめとしたいやな季節と取るか、豊穣を約束してくれる恵みの雨と取るか、梅雨も考え方ひとつで素敵な季節に変わりますね。^^さて、美雨はいま琵琶湖におります。湖に浮かぶ聖なる島、竹生島神社(竹生島弁財天)から今年もお招きの案内がきて、一年でこの島が最もにぎわう季節、6月の三社弁才天祭、琵琶湖龍神祭&放生祭、例大祭が同じ週にとり行われる、由緒あるお祭り(神事)に出席するためです。


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この島には本当に生ける竜神様がいらして、祭事の日時はぴたりと雨をやませてくださり、雨女の美雨もたじたじな奇跡を起こしてくださる、すさまじいパワーがあります。今日も雨の予報だったのに、祭事前後はぴたりと雨がやみ、傘なしで過ごせただけでなく、今日は湖につきでた神社の拝所(かわらけ投げの鳥居で有名な竜神拝所)の松の下に、金蛇が出現。この島では、蛇は昔から竜の化身といわれ崇められているのですが、今日の参拝者は大感激で涙を流す人までいました。
違う聖所にも黒蛇があらわれ、黒竜さんを祀った末社もあることから、おお、雨の中みんなよく来てくれたねと弁天様がおつかわしになったのだろうと、祭りは大盛況でした。ちなみに蛇を見れるのは、よく来る参拝者でも珍しいそうです。

※期間限定で載せました金蛇さん、一週間経ちましたので、画像消去しました<(_ _)>


竜神拝所,湖側から拝所を臨む
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拝所から湖を臨む
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地表が白く見えるのは、すべてカワラケ(土器)の破片 今日は金蛇さんがお出ましに^^
※期間限定で載せました金蛇さん、一週間経ちましたので、画像消去しました<(_ _)>



現れた日輪の虹
現れた日輪の虹



この水の豊富さ、清清しさ・・・昔の人は、その名のとおり近江(おうみ)を(おお)うみと信じて疑わず、確かに、ひのもと一のこの古代湖は多くの命をはぐくみ,繋いできました。昭和の一時期、工業排水や乱獲で生態系が危機にさらされたときも、琵琶湖と一緒に人々の心に自浄作用が起こり、瞬く間に琵琶湖再生プロジェクトが立ち上がり、母なる湖も、平成の30年間を経てもとの姿を取り戻しつつあります。

しかし、世界には、人間の欲とエゴで、琵琶湖のような大きい湖さえ死なせてしまう国もあります。
そういえばニュースでアラル海の悲劇を報道していたので、一緒に揚げてみました。



富士の湧水



富士山麓の泉の写真を二葉。
水と言えば、思い出すのは、漢文で習った老子の言葉。

 上善如水
 水善利万物不争
 居衆人之所悪
 故幾道

 上善は水のごとし
 水はよく万物を利して争わず
 衆人のにくむところに居る
 ゆえに道に近し

 最善の行いとは水のようなもの
 水はあらゆる命を潤して争わない
 誰もが嫌がる低い方へと流れてゆく
 これこそ理想の生きざまである

なかなかこれを実践するのは難しいですが、心に残る詩文です。



富士湧水



上善如水 という言葉、大好きです。
水のようにしなやかに、どんなふうにも形を変え、適合して生きる強いちから
いまの現代人にとって一番大切なイデアかもしれません。

そういえば母校の学校通信の名前が上善如水でした。(*^_^*)

いただきものですが 泉水の写真、大変美しいです。
各写真ともおもむきが違って素敵ですね。
本当に、風や時間、明かりの度合によってこんなにも表情を変える対象物ってほかにないような気がします。
流れている清い水をみると、なんだかほっとします。
写真2葉、拡大して見ましたが、
実に神秘的なものですね。

水が良い所は美人が多いとか、長寿の源だとも言われますが、なるほど頷けます。
生物の身体を形成している細胞の大部分は水でできているわけですから、水質の悪化と枯渇は、そのまま人類の衰退にも繋がっていきます。そう考えると、水のありがたさがあらためて実感されます。

水をテーマにした写真も、見ているだけで清涼感と音感が伝わってきて、心洗われるような気がして、いいものですね。



富士にわく泉
富士にわく泉



水があるからこそ生命が誕生し、どの星より美しい水の星、地球。
預言者ジュセリーノさんの予言では、三十年後、コップ一杯の水がガソリンより高くなる、とありました。

はっと思いだしたのですが、三十年前の地球儀にはアラル海という湖がみずみずしくソビエト連邦の地図に誇らしげに青を湛えていました。確か、琵琶湖の二十倍はあった巨大湖です。

それが、いまは地球儀には写っていないどころか、砂漠と化してしまいました。
世界三大珍味と謳われたチョウザメの宝庫だった湖は、いまはかすかに名を留める大アラル、小アラルという水たまりのような塩分濃度の異常に高い死の湖と化して久しくなりましたね。


20世紀中旬のアラル(左)         2008年アラル(右)
アラル海の衛星写真豊かな水がほとんどなくなり、アラル海には小さな3つの湖が残された。その中の、2つの小さな湖も塩分濃度が高すぎて魚が消滅し、かつて盛んだった漁業がすたれて沿岸の街は崩壊していった

豊かな水がほとんどなくなり、アラル海には小さな3つの湖が残されましたが、その中の2つの小さな湖も塩分濃度が高すぎて魚が消滅し、かつて盛んだった漁業がすたれて沿岸の街は崩壊していきました

1950年代にスターリン時代の旧ソ連が実施した綿花栽培のための灌漑 (五カ年計画の一環として行われた)や、アムダリア川の上流部にカラクーム運河の建設が原因。
1950年代にスターリン時代の旧ソ連が実施した綿花栽培のための灌漑事業とカラクーム運河の建設が枯渇の原因



アラル海が殆ど消滅してしまったとは・・信じがたいことですが、学生時代の教科書と高等地図帳(高校の地理で使うアレ)を開くと、まだカスピ海の東にしっかりと健在でした。調べたら平成2年発行の教科書までは健在でしたから28年前まではそれなりの大きさだったのでしょう。もっとも当時は旧ソ連体制が崩壊しつつある時代で、その後、枯渇したことが世に公けになったということかもしれません。
まさに現代の死海と云えますが、イスラエルの死海は、遥かな古代からの長い歳月の中、自然の営みから形成されたのに対し、中央アジアのそれは人間の所業にも原因が求められるという点が違っています。
また、中国の黄河も、下流地域では水の流れが無くなっているという話も知られていますね。



わが街、湧水の流れるお鷹の道 myわんこのお散歩コースです
湧水の流れるお鷹の道 myわんこのお散歩コースです
夏にはホタルが群れ飛びます



コップ一杯の水がガソリンより高価・・・信じられないような話ですが
三十年前にあった巨大な古代からの湖の水が本当に無くなってしまうのですから
想像にかたくないです。

人間のエゴと傲慢さは留まるところを知らず、水を枯渇させ、水を汚染してきました。
いま、そのツケというか罪劫がこうして地球人類に襲いかかって
わたしたちの頭を悩ませるに至り、清き水、豊富な水というものが
どんなに貴重でありがたいものか
あらためてその水のいのちを愛おしくおもうこの頃です。




美雨


最後まで読んでくれてありがとう❤
噴水に寄す
コルドバの個人の邸宅の水盤。


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